専任技術者の変更
今日は、建設業許可のお話です。
建設業許可を取得するには、人的要件として経管と専任技術者が必要です。
経管の要件はちょうど今月1日の建設業法改正によって多少緩和されましたが、専任技術者はとくに変わっておりませんでして、ちょうど9月に依頼されていた専技の変更の案件が昨日書類がそろったので、今日あたり完成させて提出しに行こうと思って朝から準備をしておりました。
ただ今年はコロナ禍の影響で、建設業課もだいたい郵送申請だったなと思いまして、専技の変更ももしかしたら郵送なのかなと調べてみましたら、あにはからんや原則郵送してくださいとのこと。
立証資料が膨大になる場合には直接来庁してくださいとのことですが、立証資料が多くない資格者などの場合には郵送でやってくれということでした。
いやあ調べといてよかったですよ。
2,3か月前に般特新規の申請で持っていったときには、決算報告書を持ってきたおじいちゃん先生が、全部郵送なんでって断られててせっかく来たのになんだよ!いまちょっと見てくれよ!とかもめてたのを見たんですが、気持ちはわかるんです。
わざわざ時間と交通費と手間暇かけて足を運んだのに、家に帰って郵送してくださいって言われたらチクショーそりゃないよってなりますからね。
なので、急遽郵送届け出に切り替えまして、これから郵送してまいります。
私は都庁にしょっちゅう行くので、事務所も自宅も大江戸線沿いにしてきました。もう15年くらい自宅も事務所も大江戸線の駅近くだったんですね。
事務所が台東区だったころは、最寄り駅が、大江戸線上野御徒町や日比谷線の仲御徒町駅でして、自宅は蔵前でした。
その後事務所を南麻布に移してからは麻布十番駅が最寄りで、自宅は勝どき。
いまは事務書も自宅も勝どきですが、大江戸線はなにより都庁に一本で行けるというのが私にとっては利便性が高かったんですよね。
最近はバイクが好きなので天気が良ければ都庁にもほかの役所にも基本的にはバイクで出かけていきますので、大江戸線あんまり乗らなくなっちゃいましたけど、雨のときとか行先に駐車場が少ない時なんかは大江戸線にお世話になります。
勝どき駅から都庁前駅まで大江戸線でだいたい30分弱。都庁前駅から都庁の第二本庁舎3階の都市整備局建設業課まで、来庁票に記入して警備員さんの受付済ましたりとなんだかんだ15分くらいかかりますんでドアツードアで片道1時間。
建設業課では、審査の時間は15分20分でしょうが、混んでる日や時間帯では、待ち時間もそれなりにかかります。
なんだかんだで、一つの書類出すだけで3時間くらいはつぶれちゃいますね。
暇な日ならいいですけど忙しい日だととてもタイトなスケジュールになります。
それを考えますと、郵送提出のときには郵送用の表紙を作成したり返信用封筒を準備したりと、持参するよりも手間がかかる部分はあるにしても移動時間や審査時間を拘束されることがないので、その手間とポストまでの往復時間なんて、せいぜい10分20分で済みます。
3時間=180分:20分
もう9:1で時短効果が激しいですね。
最近は美容室の会社の会議なんかでもいままで会議室に集まってやってましたけどzoomとかオンラインで行えるようになって移動時間が0になりました。
時間の有効活用という意味ではとても素晴らしいことです。
もちろん公共交通機関の売上激減などの負の影響もありますし、一概にもろ手を挙げて万歳とも行きませんが、個人的には非常にいい形です。
この調子でだいたいの役所の手続きが、郵送で完了していくようになってくれれば最高ですね。