長い人生には3つの坂がある
あいだみつをさんの詩は優しくていいですね。
長い人生3つの坂があるって言葉を聞いたことがあるんですよ
その坂は上り坂と下り坂とまさか。
調子がいいときは上り坂ですね。
若いうちは成長に次ぐ成長、基本的には上り坂です。
商売やってれば下り坂はもちろんあります。景気のいい時、悪い時、逆風に耐えることが必要な時もあります。
あるいは私ももう40の坂を超えましたので、これからは人生後半戦。
40壮年として、気力体力もいまは充実しておりますが、年とともに体は下り坂でございます。
しかしながら、知識や経験、考え方といったものは下り坂ではありません。まだまだ向上できるし成長できると思っております。
そしてまさかですね。
つい1年ほど前に現在の状況なんて想像すらしていませんでした。
しかしまさかこんなことがってことが起こるのが人生なんですね。
そんなことをつらつら考えていた時にあいだみつをさんの詩を目にしまして、心に感じ入るところがございました。
孔子も、人生でもっとも大切なもはなんですか?ときかれたときに「其れ恕か」とおっしゃっておりました。
恕とは、思いやりという意味です。
こうしたしんどいときにも思いやりを忘れずにいることがきっと人間力を磨くことになるのでしょう。
すべてに感謝することの大切さを改めて知る子供の日となりました。