本日はセミナーにて
今日と明日は東京都では不要不急の外出は避けてほしいということで、街は閑散とするのでしょう。
私も夜の会食の予定は不要ではないが不急ではありますので、キャンセルいたしましたが、日中のセミナーはどうしても参加したいものでしたのでマスクをしてアルコールもっていってこようと思います。
パンデミックへの対策としての外出自粛はまったく正しいのですが、経済への悪影響と完全にトレードオフになってしまってるんですよね。
感染拡大が落ち着いたとしても、そのころまでに企業体力のない企業、個人事業主が事業継続できていなかったり、大不景気が来るんじゃ困りますので、少しでも消費に貢献しようとしても、それによって感染拡大を招いてしまうというジレンマ。
これはもう政治経済の話だと思うんですが、経済という用語はもともと経世済民の略語です。
経世済民とは、「世の中をおさめ、民を救う」という言葉ですから、こういうときこそ、バラマキだのなんだのじゃなくて、税金今年0にしますでもいいし、昨年度の所得を保証しますでもいいし、政治が経済的な安心を提供してあげたら、日本国民はスパッと全部お休みできるんじゃないかなと思うんですよね。
アメリカでは7000億ドルの財政出動といってるわけですから、日本もケチケチせずにドドーンと上限100兆円とかぶち上げたらいいんですよ。
そんで、警察消防食品日用品などライフラインを除いて休業してください~って1か月くらいこもってたらさすがに感染拡大も止まるでしょう。
いまは外出制限も、経済対策も、どちらも中途半端で、戦力の逐次投入。
1943年のソロモン航空戦の様相です。
トランプなんかいろいろ言われますけど、やはりアングロサクソンは戦上手だなと思いましたね。
日本は現場が強いから、ある程度まではどうにかなるけど戦略が誤ってると戦術レベル現場レベルでの挽回はできませんから、安倍総理には指揮官として正しい判断をしていただきたいもんです。