一口に会社といってもいろいろな会社があります。
ここでは、主だった4種類の会社について説明します。
 
会社を設立する場合、まず決定すべきは、会社の種類です。
会社には表1のように、(1)株式会社(2)有限会社(3)合資会社(4)合名会社の4種類があります。ただし、この中で(3)合資会社や(4)合名会社はあまり作られません。なぜならこれらの会社は出資者が無限責任を負うので、閉鎖的で情報公開がなされないため、社会的な信用度が低く、個人事業と変わらないためです。
それに対して、(1)株式会社(2)有限会社の場合、出資者の責任は有限責任であり、債権者に対して出資した額以上の責任を負うことはありません。
上記の理由から会社設立の際は(1)株式会社か(2)有限会社を設立することが一般的です。
 
表1 4つの会社の違い
 
  (1)株式会社 (2)有限会社 (3)合資会社 (4)合名会社
公開性 原則は公開
※例外あり
閉鎖会社 閉鎖会社 閉鎖会社
最低資本金 1000万円(※) 300万円(※) 制限なし 制限なし
定款の認証 必要 必要 不要 不要
代表者 代表取締役 取締役もしくは
代表取締役
原則は無限責任社員 原則は社員
取締役の数と任期 3名以上
任期2年間
1名以上
任期は定款で定める
なし なし
監査役の数と任期 1名以上
任期4年間(※)
任意
任期は定款で定める
なし なし
必要な出資者数 1名以上 1名以上50名まで 無限責任社員:1人以上
有限責任社員:1人以上
2名以上
出資者の公募 不可 不可 不可
出資者の責任 有限 有限 無限責任社員:無限
有限責任社員:有限
無限
最高意思決定機関 株主総会 社員総会 社員全員の一致 社員全員の一致
 
※確認会社(1円会社)の場合は最低資本金に特例があります。
詳細は1円会社って何?でご確認ください。
 
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